TATSUYA

轢き逃げ -最高の最悪な日-のTATSUYAのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ずっと生きた心地がしない映画だった。

善悪とか、罪とか罰とか、誰の価値基準で決めるのか難しいけど、
それも、罪を犯してない人が言うだけのことなんだよね。
「罪を犯したら、ただ罰を受けるしかない」ってことば、なんかぐさっと来てしまった。

ラスト、被害者の母と加害者の妻という2人のシーンで終わるのがどうにも遣る瀬無かった。

主人公だと思ってた人は、たくさんいる人たちの中の1人だっただけで、それぞれの場面に1人ずつ主人公がいた。
視点がすごくスマートに切り替わっていくのがいいな、って思った。
水谷豊さん、監督としても素晴らしいパワーをお持ちだな、と感じました。
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