特務機関映画『ベイビー』の女性キャスト、タプシー・パンヌ演じるシャバーナーが主人公のスピンオフ映画。

”Naam Shabana"のタイトルでNetflixの英語モードで最近見られるようになりました。

日本では最後のIFFJで公開された一本で、見たかったのに見逃した記憶があります。

本編と比べると明らかに低予算ですが、綺麗な構成のジャンル映画に仕上がっていて私は好きです。

なにより、『ベイビー』でとてもカッコよかったシャバーナーの活躍がずっと見られるのが良い。ラーナーさんが出演していないのは残念ですが・・・

タプシー、この映画でも際立ったルックスで、派手な美人ではないものの、骨格とスタイルと動きがとても美しい。その後、映画賞の常連となる女優さんですが、出世作の『ベイビー』の時点で独自の立ち位置を確保しました。

話は特に派手ではなく前半は恋人を失ったシャバーナーの復讐、後半はエージェントとしての初仕事で綺麗にまとまってます。

敵役のプリトヴィラージさんも好演。

しかし、武芸に秀でているからといって、こんな感じで政府系組織にロックオンされるのは実際にあったとしたら嫌だなあ。

『ベイビー』とともにIFFJで公開されて以来そのままになっている作品で、このタイプの映画は最近アマプラやNetflixで英語字幕で公開されることがあるのですが、振り返ってみると、ボリウッド映画に関しての選択はIFFJは非常にバランスが取れていたと思います。

映画祭公開は一般公開とは違うのでしょうから、もう少しインド映画としての重要性も考えて作品は選んで欲しいものです。

タープシー・パンヌがキレ過ぎだけどただただ格好良い映画

ゲストはやっぱりそうですよね、っていう
出てくるのを知っていて待っているお約束
タープスィーさんは前作ベイビーのせいでこういう路線暫く行ってるけど、普通に市井の女性やっても演技力の高さは出る

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