くろのす

屍人荘の殺人のくろのすのレビュー・感想・評価

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)
1.0
浜辺美波と神木隆之介と中村倫也、それに矢本悠馬と石田杏奈、主題歌のPerfumeを呼んだ時点で力尽きたのか…という、超が付くレベルのバカミスかつ、ハッキリと言って邦画の悪いところ全部を乗せた最低の映画だった。劇場じゃなくてU-NEXTだからまだマシとはいえ、ほんとに酷い。
なんなら、久しぶりにド級の超大外れ映画を引いたのでテンションが上がってます。
スコアも0にできるけど、こんな作品とは滅多に出会えないだろうから記念の1点!そんくらい酷いので見ない方が良い!どうしても神木くんと浜辺ちゃんコンビが見たいならゴジラ-1.0の方が絶対良いよ!マジで!

TRICKと同じテンションだが、いまさらその感じでグイグイこられても引くんだよな。
堤幸彦そっくりで激サムな演出が多い。
無意味なくらい多いカット割り、役者陣への大げさな芝居づけ、気持ちのいいショット皆無の映画を舐め腐った作り、とりあえず変顔、プロレスラーの謎出演、全く印象に残らない劇伴……まだまだ悪口出せますね。
カット割りまくればテンポ加速できるし観客飽きないだろ、という浅はかな発想を隠そうともしない手腕には脱帽いたしました。チカチカチカチカチカチカと、テレビ壊れたのかと。映画の冒頭に『物語中複数回にわたって明滅の激しい場面がございますので、お気をつけください』とか、『本作を見るときは部屋を明るくして画面から離れてみてください』とか入れた方がイイんじゃないかな!!

監督の過去作品見たらテレビドラマ関連の映画ばっかり撮ってるようで、そりゃこんな作品しか作れないよなぁ。力が無いもん。
原作は流石にコレより全然まともらしいけど、読んでたら余計に複雑な心境になってたろうからかつて本屋で見かけた時に買わなくてよかった〜と逆に安堵w。

近頃は邦画もしっかりしてきたなぁ…なんて思って油断してたらいけませんね。2019年からやってきた恐ろしい伏兵と対峙してしまったので、自分の映画鑑賞もまだまだ浅いなと大変勉強になりました。

サブスクでちんたらスマホ弄りながら見たり、ご飯食べつつ見たり、風呂上がりのポーっとしてる瞬間に見ると楽しい…かも??僕は無理でしたが…。
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