せれん

ブライトバーン/恐怖の拡散者のせれんのレビュー・感想・評価

4.0
特別な力を持った子供が暴れまわる。
そう、あくまでも大人じゃなくて子供であるっていうのがこの作品の特徴。

興味本位で自分の力を知ったり、イラついて力を使ったりして、どんどん彼は成長する。
そして殺人鬼へ〜。

しかしやることは子供だし、考え方も子供。
親に言われそうになると焦ったり、保安官に報告するって言われると焦る。
犯行現場には厨二病感満載のメッセージ。
なんだかんだママが好き。
あくまでも子供なんだよね。
絶対悪であることは間違いのかもしれないけど。

この作品の一番の魅力はなんと言っても凝ったゴア表現!!
眼球にガラスが刺さるシーンはすごいリアル。
頑張ってガラスを引き抜くシーンは圧巻です。

顎が外れて血まみれになるあのシーンも素敵。
人間ああなると必死にくっつけようとするのかな?

でもパパとママの扱い酷くない?

ラストのニュース映像のセンスも抜群で、おー、やっとるな、と最後まで楽しめました。

2019年323作目
せれん

せれん