ジーハ

ギレルモ・デル・トロのピノッキオのジーハのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

人の命は永遠じゃない。
愛する人との別れはいつか必ず来る。
人は生き方で幸せの純度が変わる。
命を見送る側も見送られる側も…

ここでのピノッキオは死ない人形のままで、
ゼベットは最期ピノッキオに優しく見守
られ穏やかに天国に召されていった。
そしてまたクリケットも…

大切な人がいなくなっていく…
辛いけど、生きていく、って
そういうことだよな、と、

デル・トロがストップモーション・アニメーションで描いたピノッキオから、登場するキャラクターたちの細やかな感情の移り変わりをとてもリアルに感じた。

すごく切ない…けど悲しくはない、
とても温かい作品でした。

きっとそれはデル・トロが作り上げたピノ
ッキオのワガママだけど憎めない好奇心溢
れる天使爛漫なキャラクターのおかげ。
そしてラスト、ピノッキオがしっかり前を
向いて未来に歩き出す姿が想像できたから。

あと!悪い顔の人形たちが
めちゃくちゃ魅力的でスゴく好き!笑

Netflixでメイキングあるとのこと。
要チェック!!★
ジーハ

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