このレビューはネタバレを含みます
人の命は永遠じゃない。
愛する人との別れはいつか必ず来る。
人は生き方で幸せの純度が変わる。
命を見送る側も見送られる側も…
ここでのピノッキオは死ない人形のままで、
ゼベットは最期ピノッキオに優しく見守
られ穏やかに天国に召されていった。
そしてまたクリケットも…
大切な人がいなくなっていく…
辛いけど、生きていく、って
そういうことだよな、と、
デル・トロがストップモーション・アニメーションで描いたピノッキオから、登場するキャラクターたちの細やかな感情の移り変わりをとてもリアルに感じた。
すごく切ない…けど悲しくはない、
とても温かい作品でした。
きっとそれはデル・トロが作り上げたピノ
ッキオのワガママだけど憎めない好奇心溢
れる天使爛漫なキャラクターのおかげ。
そしてラスト、ピノッキオがしっかり前を
向いて未来に歩き出す姿が想像できたから。
あと!悪い顔の人形たちが
めちゃくちゃ魅力的でスゴく好き!笑
Netflixでメイキングあるとのこと。
要チェック!!★