nuruko

行き止まりの世界に生まれてのnurukoのレビュー・感想・評価

4.5
ザック、キアー、そして監督のビン自身の素の姿を映していくことで、貧困や家庭内暴力、人種差別、教育なんて全然受けていない彼ら、アメリカの実情が浮かび上がってきて無力感に苛まれてしまうのだけど、出演者達に寄り添い自らも受容していくビン監督の優しさや、エンディングのカタルシスにエンドロールでじわじわ涙が出た。良いドキュメンタリーでした。「mid90s」とセットでぜひ。
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