Bronski Beat
「イニシェリン島の精霊」を観てあらためていい監督だと思い、唯一みてなかったコレも。
最初字幕なしで見始めたのだけど、あまりのアイリッシュなまりにyoutubeの自動作成英語字幕で鑑賞。その英語訳も3割がた間違ってた感じw
「スリー・ビルボード」の特典映像として収録されていたらしい、マーティン・マクドナー脚本・監督による2004年、24分の短編。ブレンダン・グリーソンとルアイディ・コンロイが主演。第78回アカデミー賞で実写短編映画賞を受賞。ほぼワンシチュエーションの会話劇。
登場人物全員が死に関わるある一日を描いた陰鬱な物語なのだけど、彼らの会話には多分にシニカルな笑いが散りばめられ、”オナラが出なくなった牛の話”や、最後には、お互いに訪れた悲しみに寄り添う言葉を寄せ合う。しかし・・・
その後のクライマックスの後味は、観るものにある疑問をあたえる。
”たんなる殺人者なのか、聖なる愚者なのか?”
「Six Shooter」という作品名はリボルバーという意味だけど、本作内で示された6人の犠牲者(デイビッド含む)のことを思わせる。
マクドナー監督らしく陰鬱、なのに笑いと悲しみと希望が絶妙にブレンドされた作品でした。
あれ?ドナールも出てたっけ?あの売り子?
URL載せわすれてた…こちらにて。
https://youtu.be/y0ojUKL4zxo