圧倒的に迷惑をかける笑いの手法を使いつつ、最終的にちゃんといい話の雰囲気になるのが凄い。深刻さと楽観性の不思議なバランスの上にある。
ゲストキャラの宇宙人は念力で物を動かせる事で既存の世界と差別化してるけど、いざ物に触れるシーンの選択が完璧で流石だ。心を伝える為に触れる。
『未知との遭遇』をやるから光の演出に気合が入ってて、宇宙人の身体を光らせるタイミングも的確。映画における幾何学的イメージの連想って効果的なのか分からんところあるけど本作はシネスコでピザやフリスビーなど円盤を横切らせるからちゃんとUFOと繋がって見えるので納得した。
SF作品の小ネタが沢山拾えるけど一つ一つに鼻に付かない可愛げがあって(ダーレク登場とか)イギリスを感じた。