R62ごう

スウィング・キッズのR62ごうのネタバレレビュー・内容・結末

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

はみ出し者たちが紆余曲折を経て結束し共通目的の達成に向けて奮闘するというガーディアンズオブギャラクシー的な展開の熱さもさることながら前半は笑える場面も多くミュージカルコメディなノリで物語が進むけど国粋主義こじらせ気味なあの若者が移送されてきた辺りから一気にシリアス方面に傾くもんだから最初なんとなく単純に「暴力じゃなくてダンスで平和的に解決しよーぜ!」ってお話なのかなって呑気に構えてた分その後の重苦しい展開で余計に面喰らいラストの理不尽さに唖然とさせられる(眉間に一発ではなく脚撃ってみせたりとかああいう容赦の無さは韓国映画ならではって感じ)。
エンドロールで流れる"Free as a bird"がなんとも哀しい。

ちなみに好きなシーンは雨のなか柵で隔てられた男2人がダンスで"リモート会話"するとこ。
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