映画と音楽とダンスの親和性ってなんでこんなにすごいんだろう。
ダンスシーンが始まると、途端に画面に引き込まれてしまう。
特に扉を蹴破るダンスシーンとクリスマスイブのライブは最高。
見ていて心が震えるようだった。
殺戮は殺戮を生み、憎しみは憎しみを生む。
この連鎖を断ち切るにはどれくらいの痛みと犠牲が必要なんだろう。
一握りの優しさや希望がいとも簡単に潰されていく様が、その歴史が悲しい。
ラストも容赦なかったな…
それでも後味が悪くないのは、ダンスシーンに溢れていた光が目に焼き付いて離れないから。
それくらい力に溢れている映画だった!