憎しみと生と死の狭間で、
自分の心を震わすものに出会ったら
戦争も他人の肌の色も言葉もどうでもよくなるんだろうね
カンヒョンチョル監督らしい映画の進め方、音楽の使い方、気持ちの持っていき方
思い切り泣かそうと思えば出来たんだろうけど、前半の盛り上がりから後半はあくまでも抑え気味に、それが結構効いてた
でもさとりあえずさどの映画でも言ってるけどさ、
ボウイはずるいんだって!
モダンラブは凶器なんだって!
あんなのグッときちゃうじゃんか!
わかっててもグッときちゃうじゃんか!
と言いたい
踊るところ以外の音の効果は強力なくして、彼らのタップと音楽に身を委ねる時だけ、心が震えるような、そんな演出
中国人役の愛おしいおデブちゃん、本人は中国人じゃなかったんだね!笑
あの5人と、米兵の彼が、頭から離れない
どれだけ音楽や文学や芸術で心を通わせても、目の前にある現実からは逃げられず、
個人の想いは果ててしまう
共産主義も資本主義もアカも裏切り者も
愛しいものがあることに変わりはないのに