このレビューはネタバレを含みます
念願の映画!コメディ要素がたくさんあるゆえに、戦争に対する怒りや悲しみが際立っていた。タップダンスの素晴らしさも教えてくれる映画!ギスのタップダンスを見てると心臓が熱くなる、という感覚が共有できたのは、映画の中でのジャクソンの技術の見せ方が良いんだろうなあと思った。片腕片足を失った捕虜が、収容所の人々を扇動するシーン、演説の熱量と覇気が恐ろしかった。でもこういう事が実際行われていたんだよな。朝鮮戦争の裏で、収容所内での第3の戦争があったという事実は初めて知った。戦争映画って見なきゃならないジャンルだと改めて思った。まだまだ知らない事が多すぎる。クリスマス公演がチームの絶頂で、そこでチームは終わらせられた。そこまでの過程は本当に紆余曲折あったのに、最後の見学シーンではダンサーのテロ、としか紹介されない。悲しいけれどもハッピーエンドじゃなくて正解な映画。