天気の子のポポのネタバレレビュー・内容・結末

世界が滅んでもキミを選ぶ、というライトノベルやゲームなどではよくあるマインドを、貧困や冷たさを秘めたリアルな現代日本の東京を舞台に繰り広げた時に、世界観とキャラクターのマインドを自分の中でうまく共存させることができず、見ていてムズムズしてしまった。

もう少しファンタジー設定が多いか、
異世界などで繰り広げられたら、
主人公が世界ではなくヒロインをえらぶ決断にも、そういった少年の決断と覚悟の物語として受け入れることができたと思う。

そう感じるのも、自分はこの映画に出る大人側、何かを選ぶ時に感情だけでなく調和を選び、何者かになれなかった大人、になってしまったからなのだろうな、とも思う。