このレビューはネタバレを含みます
雨や水の描写が圧倒的に美しい。
作中で陽菜は雨なんか止まなくて良いと言った趣旨の言葉を発するが、作品を観ている自分も同じ様な気持ちになるくらい雨や水が美しく見える。
ずっと観ていたくなる。
話としては世界(東京)を救うか、陽菜を救うかという緊張感の中、クライマックスに向かっていく。
特に廃ビルに再び足を踏み入れて、鳥居を潜ってから話はどんどん盛り上がっていき、その二択にどう決着を付けてくれるかドキドキしながら観ていたが、意外とあっさりした一択のラストだったのがどうも残念。
恋愛モノと言われればそれまでだけど、もう少しバランスを取った絶妙な落とし所で唸りたかったと言うのが本音。苦笑