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天気の子のhrswymtのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
5.0
走れ!走れ!!走れ!!!走れぇーーー!!!!
頑張れほたか!!頑張れ!!もう少し!!あと少し!!もうちょっと!!!!

最高!最高!!最高だよ!!!

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晴れるだけで涙ぐんで、大雨が降って大号泣。こんなに気持ちを揺さぶられて、応援して、青春温度大沸騰!!
いろいろ書きたいけど、敢えて書かずに是非観に行ってください!!

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2度目の鑑賞 スコア4.5
この物語を音楽に例えたら純粋なラブバラード!ゆっくりゆっくり時に盛り上がり、最高潮のフィナーレへ。
何も考えず、素直にみてもらいたい!!



ここからは、僕なりの考察を少し書きたいと思います。未見の方はネタバレになりますので。
劇中に出てくる、拳銃は『未成年』という何も自分だけではできない苛立ちやうまくいかない時の怒りを有り余る力任せに発散する『若者』の象徴だと思いました。
なぜあの時引き金を引いたのか?きっと帆高自身わからない衝動的な部分が大きいと思います。
大人は子供を自分たちの常識に収めたがる。でも、子供にも意思はあり、行動には意味がある。家出にしろ、アルバイトにしろ、過ちにしろ、理由があって目的がある。
大人である須賀がなぜ帆高に手を貸し警察に反抗したのか、それは帆高が叫んだ『もう一度あの人に逢いたいんだ!』彼の言葉が、事故で妻を亡くした須賀の心の気持ちに響いて、常識があれば警察に反抗すればその後どうなるのか、せっかく会えてた娘にも会えなくなるのはわかってたはず、それでも亡くした妻に会いたいという気持ちは理性を上回った結果なんだと。

最後の終わり方について、あのままでいいの?って常識的な意見を言う人がいます。でも、この物語の冒頭、『僕たちは世界の形を変えてしまった』と結末までの辻褄を合わせるように示唆してます。
この物語を青春ラブストーリーだとすれば、自分たち以外目にとまるはずもなく、100%純粋でひたむきな若者の恋愛観を表現したご都合主義的だとしてもそれが正解なんだと思います!理性じゃない気持ちからくる衝動や情熱!そんな気持ちを共有することはできませんか?
作品には賛否はあると思います。でも、一つの見解で納得して受け入れてもらえるように変えることができるなら、僕はこの作品の矛盾もすべて肯定したいと稚拙ながら考察させてもらいました。

普段からアニメを見ない人が多いと思います。でも、アニメは本来夢や希望や、現実では起こらない現象を起こして子供たちをワクワクさせるものだから、矛盾なんてそもそもないんです!大人の常識で捉えないでもっと素直な気持ちで見てもらえたらいいなぁ。
美味しい料理を食べて批評するのは、心から美味しいって味わえてないのと同じで、美味しいものは無言で、でも顔には幸せが溢れてるものでしょ?

この映画は面白かった?面白くなかった?みなさんにとって心から楽しめる映画であればいいなぁ!
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