MMM

天気の子のMMMのネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

新海誠って年上のお姉さんとくっつけるの好きやなーとおもてたらまさかの年下オチ。しかしその年下オチで、帆高が自分が一番年上なのにヒナに頼ってたことを情けなく思って力込める描写が素晴らしい。警察に職質されたときヒナが私が大学生で2人は弟って言ってたのがいい伏線。あと君の名はよりも女の子が色っぽい。映画の最初の方ヒナと夏美と見分けつかんかった。ナギの生意気キザ小学生キャラめっちゃいいし、そして感じるハク感。最後空飛んでるシーンで2人手繋いでるのまさに千と千尋。欠点あげるとしたら瀧と三葉の出し方の推しが強すぎた。てっしーとその嫁と四葉が出てるの全然気づかなかった。瀧と三葉の出し方もこれくらいに抑えてくれてた方が逆に良かったかも知れん。話もわかりやすくて、気持ちの描写も分かりやすい今回の映画。君の名はにはない、ドキドキハラハラシーン。例えばバイクで逃げてるシーンとか銃向け合うのとか。ラッドの挿入歌の入りがまさかの銃うったあとっていう衝撃。嫌いじゃない。東京を海に沈めてでも君に会いたい気持ち、よい。東京が海に沈む衝撃と、君の名はで糸森の街が無くなるのと重なる部分はあるね。でも毎日雨が続いてる異常気象と現実世界が少し重なって見えて、気象速報のテレビのシーンとかはリアルすぎて怖かった。あとホテルでさりげなく帆高が雨晴れて欲しいって聞かれてうんって答えたのは胸が苦しい。あれできっとヒナは人柱になるの決心したんだろうね。ただ帆高が助けに行ったときヒナさんはどこにいたの?雲の上の世界?天国?えっ、1人で寝てたの?っと突っ込んだ。あと新海誠の花澤香菜ちゃんと佐倉綾音好きさが伝わるーー。あれはヲタクには嬉しい。気づいてふふってなった。今回はふふってなるシーンも多かった気がする。言葉の掛け合いみたいな面白さがある。
MMM

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