みあせぶ

2分の1の魔法のみあせぶのレビュー・感想・評価

2分の1の魔法(2020年製作の映画)
4.1
魔法が廃れた文明社会で…


“足だけお父さん”
という設定が衝撃的すぎて、これちびっ子に大丈夫なのか…?と思っていたけど、断面部分はキラキラだったので安心しました。グロくないです。笑

今年は to do リストものが多いのかな?ソニックもやりたいことをリストにして子供にもわかりやすいような内容になってたけど、今作もほとんどそんな感じ。その方がストーリー組み立てやすいよね。

私たちは「ハリーポッター」とかの影響を受けすぎて魔法への憧れをいつになっても心のどこかで抱いてるけど、今作は魔法が使いづらくて廃れてしまったという設定。電気や自動車も全て魔法の代わり🔮文明社会が美しい魔法社会を破壊していったという設定が私にはかなり衝撃的だった…

魔法も思ったよりそんなに出てこなくて、本当に兄弟愛を思う存分描いた作品です。この類の話には弱いので、ずっと号泣してました😭

イアンとバリーはお兄ちゃんからの愛のベクトルが強すぎてイアンがグイグイ押されてる感じなんですけど、バリーの性格の由来とかイアンとの幼少期の映像が流れると「私もこんなお兄ちゃん欲しい…」と涙ながらにつくづく思いました。兄弟喧嘩もほとんどしないしかなり綺麗事すぎる展開なような気もするけど、それもこれも全部ディズニー映画だから許してしまう…!😌

吹替で観たんですが、志尊くんと城田くんの主演コンビは最高でした!この間もソニックの時に中川大志くんの吹替が上手でびっくりしたこともあり、私の中で若手俳優による吹替への固定観念が覆りそう。
でもハリセンボンの春菜が春菜のまんまでイマイチだったかな…お母さん結構活躍するのに、いいシーンの度に春菜がよぎる…エルフのキャラにはそっくりだったので、その点でのキャスティングはお見事だったんですけどね…やっぱりクリプラとトムホの字幕版が観たいです〜〜〜🥺💗
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