MMM

HELLO WORLDのMMMのネタバレレビュー・内容・結末

HELLO WORLD(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

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君の名はとエヴァとサマーウォーズを足した感じ。しかし、それらの作品には及ばない。
二番煎じ感が出てしまった。

完全に京都のご当地PRムービー
京都在住者や出身者が見たら面白く見れる。
京都のwifiのステッカーまで詳細に再現されててビビった。京都に詳しい人なら、このシーンはあそこねぇとか思いながら見れる。

内容に関しては、なんとも言えず。
ところどころダサい演出があった。紐で繋いだ本をコマに乗ってジェットで回りながらブンブンするシーンは、見せ場の戦い方としてどうなの?もっと他になかったんかい。
結局高校生固書も大人固書も記憶領域の中の世界にいたの?ビックバンさせて、あの2人救ったのは結局胡散臭い研究者のおっさんなの????固書が自分の力で頑張ってたのに、重要なところはおっさんのおかげかい。
大人固書があまりにも不憫すぎる。自分が脊髄損傷してまで救った彼女に、お前じゃないって言われたらやりきれない。
一行さんが大人固書にハグするシーンは良かった。
あと完全に学園のアイドルが、固書のことコソコソ陰で見てたのは一体なんの演出?てっきり三角関係フラグかと思ったけど何もなかった。
→ネットで調べたらスピンオフがあるらしいです。

結局のラストのオチはどこの世界線の話???
→あれで一行さんが固書のデータを現実世界に転送して助けたってことなら、やってることは大人固書と一緒だよね。じゃあ新しい世界で2人きりになったはずの固書はその世界からは消えてしまうのでは????
現実世界に戻ってくれば、データの世界の人たちの人生はめちゃくちゃになってもいいのか。データの中の自分に辛い思いをさせていいのか。一行さんによって目覚めさせられた固書は何を思うのか。やっぱり一行さんと一緒で「あなたは一行さんじゃない」って思うのでは????

良かったところ。
声優陣凄すぎる。エンディングまで全く誰が声優なのか分からなかった。一行さんは少しだけ素人感はあったけど、全然許容範囲。固書に至っては2人とも完璧すぎるアフレコ。普通に声優かと思った。
MMM

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