メメン

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのメメンのレビュー・感想・評価

4.0
MCUフェーズ4ドクター・ストレンジ
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で始まった"マルチバース"がいよいよ本格的に始動した本作。"マルチバース"が本格化したのは良いものの少々やり過ぎ感が、、
MCUも今作で28作目、このまま行っちゃうとなんでもありになりそうな気が、、

そこは置いといても序盤からさすがMCUと言わんばかりの戦闘シーン。演出。迫力。
ドクター・ストレンジもサノスを葬った名高きヒーローであり。その後の話しでもあってアベンジャーズへの民衆の評価は高いものがある。
愛しのクリスティーンの結婚式に参列したストレンジは困惑していた。なぜなら彼女を愛していたから。彼女から掛けられた言葉。"あなたは幸せ?"この言葉こそが今作の隠れテーマとなっていた。

今作はワンダ・ヴィジョンもドクター・ストレンジ1作目も観ていたので100倍楽しめました。まだ観てない方は今作視聴前に観て欲しいですね。いや必ず観て欲しい。なぜなら伏線に伏線を重ねていたから。

一瞬でカマー・タージを壊滅に追い込んだスカーレット・ウィッチことワンダマキシモフ。
彼女の狙いは最愛の子供達と。。。いや、魔法で作り出した子供達を求めてマルチバースを駆使し、子供達を強奪すること。

その為には謎の少女『アメリカ・チャベス』の力が必要だった。少女の力を巡った、ドクターストレンジvsスカーレットウィッチ。まさかのアベンジャーズ同士の内紛。

互いに“幸せ“の形は違えど求めるものは同じ。ただ別のユニバースの子供達を強奪することに執着したウィッチとそれを止める為に1人で決断を下すストレンジ。両者は似ている様で似ていなかった。

そこでこの話の鍵となってくる禁断の書(ダークホールド)とドリームウォーク。
ワンダヴィジョンでも出てきた禁断の書。これがかなり肝になっていました。

それにしても1作目のエンドクレジットにも出ていたバロンモンドが何かしら関与するのかと思っていたら出てきたのは別ユニバースのバロンモンドだった。そこは意外でした。

シャンチー、アメリカチャベス、スパイダーマンとドクター・ストレンジに関わるヒーローが増える中今後のMCU作品にも目が離せないです。
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