ま

クーリエ:最高機密の運び屋のまのレビュー・感想・評価

4.2
冷戦時代、ソ連の内通者とベネディクト演じるイギリスの協力者がクーリエとして核兵器情報を西に流し、キューバ危機での開戦を未然に防ぐという実話。歴史の裏に隠れる2人の築いた関係性や家族との関わりが丁寧に描かれる。

そこら辺のセールスマンが突然MI6に雇われて半信半疑の中任務に乗り込んで行って、結果として歴史的に大きな役割を担っていくという役どころで、よく非凡な能力者を演じている(気がする)ベネディクトとしてはまた違う演技を見られた。後半、役作りの鬼で泣いた。

60年代のソ連の空気感を感じられるセットも良かった。延々と動いてるあのエレベーター乗ってみたい。
ま