渡辺静

クーリエ:最高機密の運び屋の渡辺静のレビュー・感想・評価

3.5
1960年代、アメリカとソ連が核戦争に突入する直前まで緊張状態が高まった「キューバ危機」。
その裏で繰り広げられていたスパイ合戦の渦中で、政治とはまるで無縁だったセールスマンが機密情報の運び屋となる、実話を基にした物語。

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キューバ危機の裏で暗躍していたセールスマンスパイの話は、たしか「映像の世紀」で観た記憶がある。
僕が生まれる前の話だが、運命の車輪のなかの、ほんの小さな歯車が動いてなければ、もしかしたらマジで世界滅んでたかもしれんのや……と神妙な気持ちになる。

その名もなき小さな歯車の物語。

カンバーバッチの、恐ろしいまでの肉体作りに拍手を送りたいです。
名前聞くたびに缶バッジを思い出してすいません。
渡辺静

渡辺静