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クーリエ:最高機密の運び屋のtomoのレビュー・感想・評価

4.3
ウィンがアレックスに自分を賭けるほどの友情を抱いていく描写がもう一つ欲しかったのですが、間際の手を握り彼を肯定するシーンは胸が熱くなりました。
対ソ連がテーマですが、ありがちなソ連を悪と描いていないように思えました。もちろんソ連の社会人々の不気味さはあります。KGB職員の彼などはウィン達を人道に背いた扱いをするわけですが、憎しみや嗜虐心ではなく、義務感を持って接していると感じさせられました。
それにしてもウィン役のベネディクト・カンバーバッチ、体型を変える役者魂は本当にすごい。
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