クーリエ：最高機密の運び屋のYamaのレビュー・感想・評価

キューバ危機を西側、とりわけ英国目線から描いたものだが、全体を通してソ連が悪とされているので客観性には欠けるかなという印象。
というのも、ソ連側のやっていることは機密情報の漏洩を察知し、厳正に対処しているだけなのである。
英米側のやっていることは軍属ではない一般人の愛国心を利用した諜報活動であり、とても真っ当とはいえない。

ただ、エンタメ作品としてみれば、非常に良くできていて友情の素晴らしさを教えてくれる良作。