るい

人肌孔雀のるいのレビュー・感想・評価

人肌孔雀(1958年製作の映画)
3.7

山本富士子の三変化😉


ある時は関白家の近習の京極、またある時は芸者。鍵屋の娘しのが親の仇を討つ!

っちゅうわけで、この作品は雷蔵さんが主演ではなく、山本富士子さんが主演でございます。男装したり、芸者になったりと大忙しの七変化ならぬ三変化で危機を乗り切る!

雷蔵さまはというと、ぶーらぶーらしてる能天気な男と見せかけて旗本のボンで叔父さんが目付け役って立ち位置。で、なかなか頭のきれるやつ。しのの味方になってあげる。

その他にも流れ星の宗吉とかお銀というコソ泥っぽいのが出てきて賑やか。彼らも彼らの思惑があって動いております!

森一生監督らしくまぁちょっとのっぺり感はあるけどもわちゃわちゃしててなかなか楽しい作品だった。

雷蔵さん最初のかみがたがねぇ、ほんとかっこいいのよ。頭剃ってないちょんまげね!

あと、珍しくエンドロールがあったわ!
だいたい「終」でおわっちゃうから新鮮〜
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