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ラヴィ・ド・ボエームの月のレビュー・感想・評価

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)
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カウリスマキの長編のうち唯一観れていなかった今作、U-NEXTで配信開始されたので即視聴。

びっくりした、カウリスマキで一番良かったかもしれない。
『カラマリユニオン』は少し置いといて。

○マッティ・ペロンパーがフランス語喋ってるのエロすぎる好きすぎる。
生前のマッティペロンパーを(ほぼ)観きってしまった喪失感は大きい。

○マッティ・ペロンパーとジャン=ピエール・レオが同じ画面に映ってるだけで鳥肌。

○劇伴がフィンランド語でなくフランス語になっただけでこんなロマンティックになるのか。やっぱりその国ごとの音楽の特色ってあって、そこにその言語特有の音の響きが重なって、それを比べるだけでもやっぱり面白い。
ロドルフォに見つかったミミがお店から出てくる時の音楽。あのロマンティックさは異色。

○マルセルの家の外を掃除してたのって『コントラクト・キラー』のあいつだったよね??咳してたし。

○ジョナールが4人に聴かせた"新曲"、個人的にはめちゃくちゃ好きだったから複雑。
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