ラヴィ・ド・ボエームの作品情報・感想・評価

「ラヴィ・ド・ボエーム」に投稿された感想・評価

Ryotal

Ryotalの感想・評価

4.5
男は貧乏生活に慣れているが、女は貧乏生活に耐えられない。その言葉が印象に残っている。画家、作家、作曲家の男三人が偶然出会い、お互いにお金を工面しあいながら、何とか生活をしていく。また三人はそれぞれ恋人に出会うものの、全くお金のない男に愛想が尽きるものもいる。愛しているけど、貧乏生活は嫌だ。登場人物らには人間味が溢れている。少ない人間関係でありながらも、濃厚な時間を過ごす。人間関係が希薄になる現代で、このような物語を産み落としてくれる。私にとっては希望の光だ。映画って素晴らしいと改めて感じさせてくれた作品となった。芸術家を描いた作品が好きだが、大抵は売れなかったものたちが売れて、評価されて物語が終わるものが一般的な結末だが、今作はそれらしいことが画家の男に一瞬訪れる程度で、作詞家や作家はむしろ、自分たちの仕事は下降している最中だ。タイトルの意味は「ボヘミアンな生活」の意味。自由にはそれなりの覚悟と責任、犠牲が伴う。まさに犠牲とも言えるラストでは、日本の歌謡「雪の降る町を」が最後に流れる。
Wednesday

Wednesdayの感想・評価

3.8

芸術家の3人のおじさんが偶然知り合って色々していくパリの話。

原作あり。ボヘミアン生活の情景?とかいう名前だったかな。
原作者の墓がチラッと出てくる。


まさかのジャンピエールレオ…😳
こんな役でもやるんだなーとちょっと意外。
優しい声をたくさん聞けてよかった。
今はおじいちゃんだけど、いつ観ても青年みたいな目が変わらない。

一瞬挟むバリバリのバンドや、おじさんの前衛的なピアノ演奏は楽しかった。
DTMでポチポチやって真似したい(笑)

監督の犬が出てくるんですが、うちの犬が2匹とも反応するくらい作中で鳴く。そしてかわいい。お利口。


映画はおもしろかったけど、先に見た映画がよすぎて入り込めず。
ラストの雪の降る街をに全部持ってかれた感もある。笑
アキ・カウリスマキ監督のなかでも1番か2番目に好きな作品。清貧、ともいえるであろう男たちの哀愁と情感は流石。マッティ・ペロンパーを初めて観たのはナイトオンザプラネットであった。
Q:無人島に一つ持って行くとしたら?
A:カウリスマキのDVDBOX!
なまえ

なまえの感想・評価

4.0
車の形が良かった。
あくまで良い意味でやけどこの人の映画が見てて一番病む。
BON

BONの感想・評価

3.9
カウリスマキお決まりの貧困と移民問題がチラつく貧しい絵描きと愛する女性の話であたたかさが沁みる良い映画だった
ラストにいきなり高英男の雪のふるまちをが流れ出し哀愁が溢れ出して泣きそうになった
一体いつのパリだというくらいの貧しい街並み。シャンゼリゼとの対照。
黒い犬のボードレール。
お墓に備えられた花と摘んできたばかりの花。
高英男『雪の降る町を』(なぜ?)
qwerty6

qwerty6の感想・評価

4.1
《La vie de Boheme》

Damia(1889-1978)(Voc)
《Chantez pour moi, violons》
《Pour On Seul Amour》

Tchaikovsky(1840-93)
《Серенада для струнного оркестрa, Op.48》
(1880)

《Symphony No.3 in D major, Op.29》
(1875)

Mozart(1756-91)
Opera《Le nozze di Figaro, K.492》
(1786)

中田喜直(1823-2000)
《雪の降る町を》
(1952)

Малевич(1879-1935)
tulpen

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4.0
売れない芸術家3人の雰囲気がいい。
マッティ・ペロンパー好きだなぁ〜。



静岡サールナートホールにて。
1998年3月28日 18本目。
tych

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4.3
パリで出会った 作家、画家、音楽家 そしてその彼女たちの生き方。いずれも売れないが夢を追うのをやめない、互いに助け合う愛すべき彼ら。苦労、貧乏が分かっていて画家に尽くし死んでいく女性が哀れ。ラストに流れる「雪の降る街を」がジーンと沁みます。
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