へい

ラヴィ・ド・ボエームのへいのレビュー・感想・評価

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)
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芸術の街パリ、売れないおじさん芸術家たちのその日暮らしの生活。全く売れそうにない芸術を続けている。特に音楽家の前衛的すぎる曲が印象的。
あと、ほとんど演技をしないけど存在感半端ない犬ボードレール。

不器用で寡黙な画家の彼女への愛情表現がいいんだよなぁ。どんな醜態を晒しても、まっすぐな目。

後半、そんな気ままに生きる芸術家にもお金にはやっぱり苦労する。レストランの前でサンプル料理を観ながら料理を想像する姿はなんとも言えない。
彼女たちは愛想をつかすけど。。。

最後の最後である理由から、全てのプライドを捨てた男たちの姿にはグッとくるものがある
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