アヴィニョン演劇祭に行きたい

王国(あるいはその家について)のアヴィニョン演劇祭に行きたいのレビュー・感想・評価

5.0
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反復反復反復。

執拗に繰り返す本読みによるリハーサル風景が延々と重ねられ、こちらも台詞を覚えてしまうほどだが、不思議と苦にならず寧ろ心地良さを感じた。
隣の座席の高齢男性はその心地良さ故かずっと爆睡していたけど、静かに寝ていたのでかえって好都合。
非常識な人いるからね。

とにかく斬新な表現手法に驚きつつも、しっかりと作品として確立する作り手の手腕に感嘆した。

長年の念願が叶い本作を観られた事、シナリオブックに草野監督からサインを頂いた事はこの夏の良い思い出に。