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ブラック・ミラー: バンダースナッチのMariririのレビュー・感想・評価

3.0
ブラックミラーシリーズの特別編。
「インタラクティブ・シネマ」というゲームジャンルを取り入れた作品。一話完結でカテゴリーとしては映画。

自身が観た作品で何か思うことがあると連絡をくれる友が教えてくれました。(いつもありがと)

「インタラクティブ・シネマ」はストーリーが進むと出てくる選択肢を観てる側がリモコンで選んでいき、それ通りに話が進むというもの。バンダースナッチは「それだと話進まないんだわ」ってとこにぶち当たると、主人公の人生が強制巻き戻し。だから観る人によって視聴時間が変わるよう。Netflixでは1時間30分って提示されてるけど全然終わらなくて2時間弱かかった。ほんと地獄……。

ストーリーはゲームオタクの青年が大好きな小説「バンダー・スナッチ」をゲームにするべく、有名制作会社に売り込み、その年のクリスマスの目玉商品として売り出すまでの過程と、彼を取り巻く人間関係の話。

パラレルワールドが存在していて、自分の意思でそうしているつもりだったけど、実は作為的にそうさせられているかも…じゃあそれは誰なの?何のために?もしかして私もそれ?いやいや加担してるの?って、ほんとやられる。「ブラックミラー」シリーズの鑑賞後の嫌な疲労感、しっかり引き継いでます。

私たちがこの作品に操られてるってのが多分狙いなんだろね。ラストシーンを迎える時には横になってるくらいやられてたんで…(白目)ストーリーはさておき、あれどう作られてるのか?脚本と編集にすごい興味ある。
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