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ラン・ローラ・ランのmylifeのレビュー・感想・評価

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)
3.8
かねてから、もう一回観たかった「ラン・ローラ・ラン」を再鑑賞してみた。ほんまは同じドイツ映画の「es」も観たかったんやけど何時もレンタル中。いずれまたの機会に。

1998年の作品。90年代の作品は何か特有の匂いがする。と感じるのは私だけかな。とにかく、1990年~2000年代は一番映画を観ていた時期なんで、ただ単に思い入れが強いだけやと思うが。

ぶっちゃけ走っているシーンしか余り覚えてはいなかったけど観ていく内に、はっきりと思い出してきた。真っ赤な髪色のローラ。彼氏には「es」の主役のヒト。

ストーリーは簡単に言うと彼氏のトラブルで10万マルク必要になったお話。うん、そういや、そうだったような気もするが…この映画には、もう一つ仕掛けがあるのをスッカリ忘れていた。キッパリ。

めっちゃ余談やけど、ジョジョ第4部のバイツァ・ダストを不意に思い起こさせる展開。吉良吉影のキラークィーンが進化した能力。ジョジョ4部の方が連載が先なので、この映画から引用した訳では無いよね。でも、同じ朝が繰り返される展開はアナザーワン バイツァ・ダストそのもの。

まぁ、そんなどうでも良い話はさておき、本作は『if』の世界が楽しめる。こんな風に、やり直せるのはある意味で羨ましいけど。

そういや、アニメーションが時折入っているのも忘れていた。とにかく、この時代にしては新しいコトにチャレンジしている様子が伺える。しかも、ドイツ映画ってのが、また乙なのだ。まぁ、当時のあの頃の話やけど…
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