鹿田鹿雄

ラン・ローラ・ランの鹿田鹿雄のレビュー・感想・評価

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)
3.6
72点

かなり細部にまで貼られた伏線回収、ローラの取った行動の微妙な違いによって関わった人の未来が変わる、バタフライ効果を描写したちょっとした小ネタが面白く、81分という短い時間の中で不必要な長さを感じさせない作りになっていて、ダレることなく最後まで楽しく観ることができる。

ローラの走る姿もとても魅力的。

短時間で映画を楽しみたい方におすすめである。

ここから下はネタバレで、惜しい点を紹介する。








まず、ローラの金切り声が意味不明。正直カジノのシーンはうんざりだった。

次に救出劇2周目で銀行から出て電話ボックスに向かう際に全く警察が追ってこないのにとても違和感を感じた。

そして最後に、救急車に勝手に乗り込んで、ローラを途中で降ろしてくれるところがあまりにもそれはないだろと思った。
鹿田鹿雄

鹿田鹿雄