カレーちゃん

アスのカレーちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

アス(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

難しいな、、
普通に前半はスリラーって感じでゾクゾクした。
でも敵が以外と隙ありで優しくてそこまで怖くなかった笑

なんかキリスト教の教えでいろんな方向から包まれたびっくり箱みたいで複雑、階級社会・格差社会に対してのカウンター的映画だとはい思うけどまだまとまってないのでメモだけ

・エレミヤ書11章11節
→このメッセージが肝になってる
「それゆえ,主はこう言われる。『見よ,わたしは彼らに災いをくだす。彼らはこれを逃れることはできない。わたしに助けを求めて叫んでも,わたしはそれを聞き入れない』」。エレミヤ書 11:11」

もちろん文字通りではないと思うけど
1111が連続して出てくるショットがあるので、ビンビンに伝えたいメッセージだろうなと
※最初にアデレードが見てるテレビの画面、ビーチに向かう家族の陰、寝る前に映る時計の時間、最後の救急車の番号など

・地下のトンネル
最初に「アメリカ政府は地下道を作ってて、多くの人は地下道の用途を知らない」
→アメリカ政府は一つの魂のクローンを作って地下に収蔵してた。ウサギもその象徴。(多産、実験動物)
うさぎはキリスト教的に、雄とつがってないのに子供をうんだと信じられていたため処女懐妊=マリア様と同一視されていると聞いたのでつがいなくモンスターを産んだアデレードを象徴?

・ハンズアクロスアメリカ
良き隣人の繋がり
600万人が手を繋ぎ、アメリカ国内の飢餓と戦う、と映画の冒頭でコマーシャルが流れる

→実際にあったイベント
ハンズ・アクロス・アメリカ(英語: Hands Across America)は、1986年5月25日、15分間にわたり、アメリカ合衆国本土で人々が手をつないで人間の鎖をつくったチャリティー・イベントである。600万人以上とされている[9]。人間の鎖の長さは4,152マイルに及んだ
ハンズ・アクロス・アメリカの列に加わる人は10ドルから35ドルを寄付し、見返りとして記念のTシャツを手に入れることができた

つまり、映画の最後で赤服の人たちで列をなしてハンズアクロスアメリカを実行してることから、このチャリティを30年くらい後に赤服たちが「解放の日」とうたって再現している。
実際のイベントが国内のホームレスを救うためのチャリティと謳いながらお金持ちしか参加できなかったただの金儲けイベントになったことを批判してるのかも。
→アデレードと入れ替わったテザードは親がセラピーを受けるときに人形を砂浜に並べていた


気になる謎
・序盤の車内で音楽を掛けるシーンでアデレードとジェイソンが音楽のリズムに合っていない
→アデレードはテザードだから人間のできることが出来ない。ジェイソンは?

・バレエ
アデレードは才能があったのになぜ辞めた?
流れで考えると、本物は才能があったがテザードが引き継げなかった
でも、「思えばあんた(テザード)に出会わなければ踊っていなかった」と赤服アデレード(本物)が言ってた
てことはテザードになってからバレエして開花した?何がきっかけで辞めた?

・ジェイソンは去年できていたはずの手品ができない
→知能低いのかと思ったけどテザード?

・ジェイソンのそっくりプルートーだけがハサミを持っていない
・プルートーの顔の大火傷と、去年の火のマジックの因果関係。
・クライマックスでジェイソンが、アデレードがテザードであることに気付いているよう
→マスクをして気付かないふり?ジェイソンも実はテザード?
・娘もテザードと人間の半分かもしれないのにわりかしまとも。
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