モカ

宮本から君へのモカのネタバレレビュー・内容・結末

宮本から君へ(2019年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

中盤まで見て、蒼井優にちょっとだけ似てるこの役者さんうまいなあ〜誰だろう?と思っていたら蒼井優だった。

靖子の実在感が100%なせいで、性犯罪シーンは見れなかった。つらい。
それが宮本が奮起する理由としてのみ脚本に書かれてるのが嫌だ。女は男の人生の彩りのために存在してないんだが??

作品全体が男尊女卑×暴力の世界観(原作は古いが、映画は現代の東京が舞台)。暴力で暴力を解決しようとする宮本も拓馬と同じ穴のムジナだ。
それを問うような言葉は靖子から少し出るが、最後に宮本を受け入れるので、なかったことのように見えてしまったのが作品の作りとして残念だった。
宮本より靖子の人生を応援したくなる。どうかそこから抜け出してくれ!と。

脚本が役者に負けとります。

痛い度★★★★★
精神的なダメージ
モカ

モカ