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宮本から君へのmanamiのレビュー・感想・評価

宮本から君へ(2019年製作の映画)
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ドラマは全部観たんだけど、私の苦手なシーンがあるという情報をキャッチしてしまって手を出せずにいたこの劇場版。でも今期の朝ドラで改めて蒼井優にやられてるので、意を決して鑑賞してみました。
結果、やはりキツイ…。画面から目を逸らしつつ乗り越えたけど。主演二人の魅力がなければリタイア間違いなしだったな。
蒼井優も、宮本役の池松壮亮も凄まじい。化け物です。もちろん良い意味でね、良い意味の化け物って何かよく分からないけど、とにかく良い意味で。
ドラマでは同僚や上司や神保さん、ライバルや取引先との熱い話がメインだったけど、こちらは靖子と宮本のラブストーリーなのね。自ら傷つきにいってるかのような不器用な生き方は、二人ともそのままに。
「結婚でも何でも一人ですりゃいいでしょ」もそうとうだし、それにも増して血まみれ歯抜け満身創痍で絶叫する「俺の人生バラ色だからよー」はヤバすぎでしょ。どっちも変わらず激烈だな。
「〜ねえですよ」が聞けたのは嬉しいけど、ドラマのオープニングが好きだったから、あの歌であの宮本、また観たかったわ。
もっと残念だったのは最後の最後。アレの描写が意味分からなかった。原作読めば分かるんだろうか。だとしても、だしな。アクシデントに見舞われたわけでもないのに、あんなに突然出てきたりしないでしょ。アレなめんな。

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