ラーメン大盛り食ってから見たけど腹減ったよね、カロリー消費が激しい。
池松壮亮はスクリーンに何か映せる役者になったんだなぁと血まみれの顔を見ながらしみじみと感じた。蒼井優の演技アプローチも斬新すぎて、もう、二人が引けを取らないとこが凄い。
変なことに変なきっかけで巻き込まれて、でも諦めず、警察も呼ばず、刃物を持つわけでもなく拳一つで立ち向かい、そうしたらこうなりましたと。人間だね。生きてるのものはみな強い!頑張り版イエスマンですわ。この無茶な流れを成立せしめてるのが蒼井優の説得力のある怒りの感情へのアプローチであり、池松壮亮の必死さなんだと思う。映るものすべてがギリギリで映ってて、ああ映画だなと思った。