テンポもジョークも好きでした。もうちょっと高い評価を貰ってもいいのに!と思いました。
死にたいのに運悪く?死ねないウィリアムと、どうしても暗殺のノルマを達成したいレスリーのその攻防が軽いブラックジョークとともに展開していくのが何とも面白いんです!
ジョークに振り切ってるわけではないので、ジョーク自体のインパクトは薄いのですが、そのサラッとした感じが逆にいいんです。
そして、ウィリアムの絶妙に生気のない感じと、エミリーの強気な感じ、そして老夫婦のどこかホッとするようなやり取り。
どことっても、キャラクターがすごく魅力的なんですよね…正直ストーリーとしては予告のまんまなので特に驚きのあるシーンや展開なんかはないのですが、その愛嬌のあるキャラクター自体が魅力なので、ストーリーの浅さは気にならないです。笑
ラストは好き嫌い分かれそうですけど、わたしは「そこまでしてオチを作る必要はなかったんじゃないかな」という気がしてしまいました。
たしかに、その展開は予想してなかったし、そういう伏線か!と驚きはしたけれど、せっかく生きがいを作れたのに…と少し切なくなってしまいました。嫌いではないけど、このままハッピーエンドで終わらせても全然いいのになと。
評価はあまり高くないですけど、あっさりめのブラックジョークが心地よくって好きでした!