小説の映画化、舞台と設定はオリジナルと異なる。
南米スペインの植民地ヌエバアラゴン国
を舞台にした話。
植民地では、現地民の人権や労働者、奴隷の扱い、略奪、特権乱用など、ありとあらゆる悪が横行していた。
新任の総督は、あれ果てた、スペインの植民地ヌエバアラゴン国(架空?)を、正義の国に戻すべく、希望に燃えて出航するところだつた。
ところが!総督を狙う悪党らに襲われて、就任前にあえなくなくなつてしまう。そして、たまたま死の場面に居合わせた昔の友人が、かわりに総督の願いを叶えるべく赴任し、故人の遺志をかなえるべく、アラゴン国を正義の国にかえるために赴任することになる。
表むきは、軟弱な総督として現地で様子を伺い、実は、仮面とマントを被り、困った人の救世主、怪傑ゾロとして、正義の味方として悪人と戦う痛快ヒーローストーリー。
実際、植民地時代のヌエバエスパーニャは、奴隷や現地人の扱いがひどかった様なので、実際にいてくれたらなーと願う、ヒーロー物語である。