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たちあがる女のmのレビュー・感想・評価

たちあがる女(2018年製作の映画)
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過激派な主人公の人物造形・行動と、ほんわかした作風のギャップが魅力。雄大な自然を捉える撮影も主演女優の演技も良かった。

あの楽団はファティ・アキンの「愛より強く」やクストリッツァ辺りから影響を受けたのかなと思うけど、しっかりとこの映画の作風に馴染んでいるし、楽団メンバーがツイッターしてたり主人公と目配せしたりする辺りにユーモラスな独自の工夫があって良い。


ラストは一見自然保護活動のテーマから離れたようにも見えるけど、実はラストシーンで主人公達が歩く場所の状態にそのテーマの先が込められていてなんとも示唆的。
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