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無垢なる証人のワンのレビュー・感想・評価

無垢なる証人(2019年製作の映画)
3.0
父親が作った借金返済のために大手弁護士事務所に移籍した元人権弁護士ヤン・スノ(チョン・ウソン)は、殺人事件の容疑者の弁護士に指定される。容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者の少女ジウ(キム・ヒャンギ)を証人として法廷に立たせようとするが、ジウは自閉症で意思疎通も難しい。事件当日のことを聞き出すためジウと心を通わせことに努めるスノは、次第に彼女のことを理解するようになる。


被告側の弁護人が検察側の証人につきまとうのはおかしい。被告人に何度か面会をして証言の矛盾点に気付く流れなら分からないでもない。ただ単にジウを利用したかっただけなのか。いまいちスノを好きになれない。検事が主人公の方が良かったと思う。

世の中は非情なんだろうが、だからと言ってナプキン会社の悪社長をスルーするのはどうなのか。いろいろスッキリしなかった。
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