高みを見上げると首が痛くなって目が回りますが、低いところを見下ろすと足がすくんでやっぱり目が回ります。
それで、…これはですね、もうパッケージを見た段階で目眩がしましたね。マジか…。

『最強特殊部隊vs巨大タランチュラ』！！

“ラーメン”と並んで視聴率を持っていると言われる“最強特殊部隊”と“巨大タランチュラ”という2大要素の対決ですよ！これは午後ローでやっても視聴率66.6%はいきますよ！…最低でサイコーじゃねえかよ！！煙突に上って中を覗き込むようなドキドキ感である！

◆
生物の成長をバッキバキに促進させる薬品によりドラッグ製造のペースを爆発的に上げる事に成功した麻薬カルテル。対して、軍の衛星を使った遠隔爆撃による撲滅作戦は多大な成果を挙げ、止む無くカルテルは製造拠点を地下に移す事にした←という情報を内偵から掴んだ軍部は選り抜きの対策チームを組み地下の精製施設に強襲をかける！
…が、実は拠点の移設は、内偵の存在に気付いていたカルテルが敢えて流した偽情報だった。果たして、地下施設で対策チームを待ち構えていたものは…⁈
◆

…とか、整理して書けば意外とちゃんとした話みたいに思えそうですね。反省…。私にこの映画を擁護する意図は微塵も有りません。ダメなものはダメと言える気持ち抱きしめたい！どんなときもどんなときも迷い探し続つづける日々が~答えになることぼクモがいっぱい出ますよー！！手のひらサイズからでっかいのまでイッパイ！！どんなときも！
で、それらと軍人さんがひたすら戦うだけです。…それだけの話を何故、90分越えの作品にしようと思えるのか。此処こそがこの作品の最大の恐怖！
作品のテイストはまるで90年代の洋ゲーのデモ映像みたいな感じです。…まあ、それがホントにゲームのデモであれば元々期待する部分では無いのでそんなに集中して見るでも無いし、飛ばせるもんならカチカチボタン連打して飛ばしちゃえば良い。でも、そこだけを抽出して”映画ですよ！”って事にされると、…何処をどうやって見ればいいんだか…。あ！そもそも見なきゃ良いのか。な〜る。

まあ、観ちゃったんですけど、
…とにかくストーリーにあたる部分は◆〜◆で書いただけなんですよ。で、残りはずーっとプリプロレベルの稚拙なCGの巨大蜘蛛に怯えたり、稚拙なCGの巨大蜘蛛をマシンガンでガガガガガガガガガピチュウピチュウガガガガピチュウってやってる、やはり稚拙な演技を見る事になりますね。白眉は、弾切れで止む無くナイフで巨体蜘蛛と戦うシーン。恐らく監督から「後で適当にCG足すから適当に動いてくれ！」という指示に対して適当に動き、本当にCGをテキトーに足してしまったと思われ、…ハッキリ言って何やってんのかサッパリ分からないのだよ！！スゲ〜。あと、やたらと暗い室内のシーンが多くて、（…映像の事疎いんでなんて言い表せば良いのか分からないのですが…）画面の中の同じ暗さの部分が全部繋がってじわじわ〜っとフチが出来ちゃってたりするんですよね。端的に言って画面がキチャナイ…。蜘蛛のCGも飽き性の人が作った人形アニメみたいにカクカクしてるし、台詞は漏れ無くくぐもってるし…（←どうやらイタリアのオリジナル版をアメリカ公開時、英語アフレコをしたものらしい）。
ほんとにこんなの…、
「最高じゃないスか！！」←と、普段なら言いそうな雰囲気なんですけど、実際には今作、なーんかノレ無かったですねぇ。全体的にユーモアや“可愛げ”が足らない感じなんですよ。最高にも”サイコー！”にも、”サイテー！”にもセンスが要るって事なんでしょうね…。

タランチュラってぐらいだから毒蜘蛛な訳ですが、毒を使うシーンは皆無です。…つーかそもそもコレってタランチュラなの？劇中ではシドニージョウゴグモとか言ってたし、なんか巣もあっちこっちに張ってるけど、タランチュラって糸出すのか？
…と、調べたところ、ジョウゴグモはタランチュラに分類されてました！ヘェ〜。
そして糸ですが、…なんとタランチュラも出すそうです！しかも脚から！！うわーヤベー！凄え歌舞伎者だな。それか疳の虫なのかな？

まあしかし蜘蛛の何が嫌って、宙を漂ってる糸ですよね。折角、意を決して外出しようと思ったのに、外に出た瞬間に顔面にビヨー、ベターって蜘蛛の糸（バルーニングっていうんですかね？）がまとわりついてくると一発で意欲を失くしますよ。もう外出なんてしない！！（保護観察所なんて行かない！！）←都会の孤独死は全てコレが原因と言われてます。わたくしが引きこもりがちなのも、…更新が滞ったのも蜘蛛の糸のせいです。

ああ、蜘蛛の巣だらけのこの界隈から、救い出しに来て、最強特殊部隊！！それかリスベット！！！
そんで、一緒に映画でも観ようぜー。コーヒーと紅茶とココア。あと炭酸水！どれ飲む？

あまりにもクソい………

2014年公開のイタリア産クモパニック映画が、何故か新作で入荷。

タランチュラ好きとしては、ホイホイ借りちゃうではないですかー
で、これですよ(。´Д⊂)

英語の下手アフレコ
もちろんCGなクモと銃撃
カメラがボロ過ぎて暗いと何も映らない

イタリアの至宝"ネクロストーム"の爪の垢を煎じて吐くまで飲ませて頂け(°Д°)///



マフィアが植物成長を超促進させるヤクを開発した。
コカイン取りまくるぞ、うぇーい！ふーぅ！

で、これはいかん…と、各国の精鋭で作られたL9コマンドーが、施設破壊に向かう。
作戦名"オンブラ(影)"とかどうでも良いネタを挟みつつ。

そんなこんなで施設に着いた9人の精鋭達。
だがそれはマフィアによるワナだった。
待ち受けていたのは巨大タランチュラで……



あーもう、どーでもいい。
早くみんなクモに殺られればいい。

冒頭、カラオケ背景クオリティなボロクソCG衛星が映った時点で、イヤな予感はしていたのですよねぇ～

そこからクモが出るまで53分。。。
出たら出たでボロクソCG。

爆発して吹き飛ぶ人間までもがボロクソCG。

挙げ句BGMが砂吐きそうな程ダサい。

アフレコしてるの3人くらいしかいないのでは？ってくらい違いが分からないし、下手くそ。

挙げ句、何一つ解決しないまま、格好ついてないけど格好つけて終わるという……

もう何処にも良い所が無い(´Д｀)

91分をドブに捨てましたw

麻薬を製造していると噂される地帯に向かった特殊部隊だったが、そこには巨大クモが待ち受けていたとの物語。🕷🕷



ええ、何となく分かっていましたよ。ジャケットからみてこれが地雷作品だと。
分かっていても、レンタルしたくなるんです😱❗️笑

もちろんジャケットの様な巨大なクモは出てきません。サイズは人間よりちょっと大きめのクモたん。

邦題の『最強特殊部隊』も偽りあり！！
終始、何もしてないじゃないか！！笑
これでよく『最強』と言えますね😰


久しぶりになかなかの『当たり』作品でした。

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