ずっと観たかったやつ。
英語字幕で見たけど、台詞少なくて助かった。ただ、少な過ぎて逆にわからない部分も多かった…
しかし…めっちゃ好きです。
人形師の孤独な男が、一体の巨大な蜘蛛に人間の顔がついたパペットに取り憑かれていて、捨ててもまた舞い戻る…
終始不気味で、不穏な雰囲気で、アートワークが素晴らしいです。
この人の顔をした蜘蛛のパペットがほんと気持ち悪い…
ほぼ出ずっぱりの一人芝居状態のショーン・ハリスの凄み…ショーン・ハリスの一人芝居なんて絶対面白いに決まってるっ…
急展開を見せる終盤でこの物語に納得させられました。
主人公は、明らかに子供の頃のトラウマを抱えています。
これを見て凄く合点がいったのですが、トラウマって、その人の一部のようなもので、消し去りたいともがいてもなかなか消し去ることはできない。そして、その人の一部として、その人の弱みでもあり、強みにもなり得るのかなとわたしは思いました。
映像と音楽、ショーン・ハリスの演技だけで、惹き込まれました。そして、最後には納得!
観れて良かった!