MK

おいしい家族のMKのレビュー・感想・評価

おいしい家族(2019年製作の映画)
2.2
板尾創路がおっさんのままお母さんに。
トランスジェンダーというよりは夢のまにまに亡き妻への強い想いが自分の存在を妻の無き姿と同化していくような、そんな感情移入の仕方かな。

そんなオッサンなオバさんのもとに帰ってきたのが恋も仕事うまく行かない娘。
オッサンがオバさんの格好で教頭やれてるとか、法事で誰も文句言わないとか色んなファンタジーに助けられて物語は進んでいたし、最後まで観てもあまり感動はなかったけどまぁ金返せとまでは思わなかった。
多分それは松本穂香ちゃんのおかげ。
やっぱこの子オモロい。

男とか女とか
愛とかセックスだけじゃくて
愛だけあればオッケーな気がする

色んなもの失くした俺らに
愛だけくれた…

いいんだなんでも
生きてればそれで

書き留めたセリフは全部予告編で流れてたんだ。
予告編を超えることがなかったってことかな?
MK

MK