物語は、逆襲のシャアから12年後のお話。主人公は、あのブライトノアの息子ハサウェイ。最初のガンダムのテレビシリーズと直結している宇宙世紀を舞台にした話であるので、歴戦のガンダムファンも安心して見られるはずだ。
昔からの歴戦のガンダムファンは、おそらく、ハサウェイの声優交代に戸惑っている諸兄諸氏もいらっしゃるだろう。私もその一人だったが、しかし、安心してほしい。モビルスーツの躍動している姿や夜間戦闘によるミサイルの応酬などを見ている間に気にならなくなるはずだ。
どうしても、ハサウェイは佐々木望じゃないと嫌だという方は、劇場限定のブルーレイ版付属の朗読CDを聴くと良いと思う。佐々木望が原作小説を朗読しているので、そちらをおすすめする。3部作となるようで、そろそろブライトさんも登場するだろうから今後も目が離せない。偶然にもヤマトとエヴァとガンダムの新作がコロナによって同時公開となったことには、何か必然性を感じた。どの作品も盛り上がっているようなので、嬉しい限りである。
それにしても、(以下愚痴)今回、劇場でしか入手できない上記の朗読CD付きブルーレイが販売されたのだが、転売防止のため、座席指定券がないと買えない仕様となっていた。それでも転売屋というやからは、座席指定を買ってまでもブルーレイを購入していたという。なので実際は空席が目立っていたそうだ。理解できないし、理解しようとも思わない。興業収入初日1億超えのなかに転売屋による収益も関わっていると思うと腹が立つ。
