夏色ジーン

よこがおの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

よこがお(2019年製作の映画)
4.1
感想川柳「正直は 中途半端が 一番ダメ」

レンタル店でパッケージ借りでした。_φ(゚Д゚ )

周囲からの信頼も厚い訪問看護師の市子は、1年ほど前から看護に通っている大石家の長女・基子に、介護福祉士になるための勉強を見てやっていた。ある日、基子の妹・サキが失踪する。1週間後にサキは無事に保護されるが、誘拐犯として逮捕されたのは意外な人物だった。この誘拐事件への関与を疑われたことを契機に市子の日常は一変。これまで築きあげてきた生活が崩壊した市子は、理不尽な状況へと追い込まれていく…というお話。


違う時間軸の物語が同時進行するので、あらすじを知らないと若干混乱するかもしれません。( ´ー`)

市子の理不尽な仕打ちに対して、復讐というにはあまりにささやかなものですな。(‘ε ’)というか復讐でもなんでもない上に自分を傷つけただけ。

池松くんの頭の悪い演技にニヤニヤしてしまいました。( ゚∀゚)



マスコミの人間って真実を知りたいわけじゃないとよく分かりますね(;´A`)スキャンダラスなことに反応してるだけなんだなと。

上手く利用出来ればいいけど、被害者も加害者もどっちもしっちゃかめっちゃかにする可能性がある。((゚□゚;))

そして世間が熱するのも早ければ、冷めるのも早い。残るのは昔の生活には戻れないという現実だけ。

とりあえず紛らわしい秘密を他人に話すのはやめようと思いました。(。・ω・)ゞ


ラストのやりきれなさというか虚しさがビンビンに伝わってきますね(。-ω-)ノ自分は何もしてないのに、周りの人間によって引きずりおろされる。

犯人も基子も責める事が出来ない中途半端な人の良さ、いや人間らしさかな?デマを撒き散らされても「そんなことは言ってない!それはウソだ!」と返せないもんなぁ。( ´Α`)半分事実が混ざってるから難しいのは分かるけども。

まぁ犯人も基子も完全に悪人ではなく、やはり中途半端だからなおさらなんだろうな。

何もかも中途半端だとこういう事態を招くと自戒しておきます。m(_ _)m

んでまず( ´∀`)/~~