ビデオスルーになった第一作に続くシリーズ第二弾。
ロックによるトロール世界の統一を狙うロック族の侵略から、ポップ村のポピーとブランチが、音楽の多様性を守る。
相変わらず音楽要素満載で、サイケな映像のデザイン性も面白い。
ポイントは、最初のうちはみんな仲良くがモットーのポピーが、”統一”に賛成していいること。
彼女は個性を持ったまま統一できると思っているのだが、ロック族の狙いは他の音楽を滅ぼすことで、ポピーもだんだんと違いがあることの重要性を理解する。
お互いの音楽を嫌いでも、心の中から湧き立ってくるものは変えられない。
違いを認めて尊重し合うことこそ、ハーモニーの源というお話はやや説教くさい気もするが、子供たちに見せられる現実世界のカリカチュアとして、なかなかよく出来ている。
