うーーーん。
自分の愛した妻(園子)のラブドール100体、その名も｢そのこ1号｣を造り世に
ばらまいちゃう夫(哲雄)。
いや、映画だから、フィクションだから…。
高橋一生ってすっとんきょうな顔してますよね。
初めて見たのは｢名前をなくした女神｣で、神経質で暗い夫の役だったからそのイメージから中々 抜け出せなくて。
一目惚れで結婚しちゃったカップルって離婚率が高いって聞くけど、確かに相手の事をあまり知らずに一緒に住んでみると色々と揉め事は増えますよね。
まさに この２人はそうなんだけど、園子はちょっと違ったのね。
園子が人工乳房のモデルに来た時に、もしかしたら乳癌で切除するから？とかって思ったんだけど違いました。
どういう理由でモデルになったのかが分からない。
実際 園子は胃癌になってしまい、その後 肝臓に転移してしまい もう長く無いと告知される。
ここからよね、園子が自分をモデルにしたラブドールを作って欲しいと哲雄に頼むのは。
分からない。
いやいや、フィクションだから。
でも商品として売るのよ？
えーーー！！！
行為の途中で園子が息絶えてしまうシーンは｢失楽園｣を思い出してしまいました。
ラブドール造りに没頭する哲雄は良かったけど、何度も何度も身体を重ねるシーン撮るなら、蒼井優 思い切って脱いだら？って少し思ってしまいました。
その方が園子の裸体にいかに近いラブドールを造りあげたのか(上半身だけだけど)がこの映画の醍醐味になったんじゃないのかな？
