株取引のために0.001秒単位で通信速度を速めようとするプロジェクトの行く末を描くストーリー。
NYーカンザス間に最短距離で通信ケーブルを通し最速の回線を繋ごう！ というプロジェクト。
リーダーで実務担当のヴィンセント（ジェシー・アイゼンバーグ）と、通信速度を速めるための研究担当、従兄のアントン（アレクサンダー・スカルスガルド）の奮闘と絆が見どころ。
予告を見て楽しみにしていたのに、行きつけの映画館で早朝上映しかなく。
仕事的にムリ… と思っていたら一度だけ夜の上映があってやっと行けた。
このプロジェクトを手掛けた企業、実際に存在して実話ベース？ みたいだけれど、どこまで事実なんだろう？
主役2人の元いた企業の妨害工作がえげつなくて、実話だとしたら恐ろしい… さすがに創作かな…
ジェシー・アイゼンバーグはアカデミー賞にノミネートされた『ソーシャル・ネットワーク』ばりの早口に加え、さらに演技の幅を見せてくれて純粋にすごい！ ジェシー好きなら必見の演技。
アレクサンダー・スカルスガルドは190㎝超えの身長を猫背に屈めて、コミュ障気味ながら家族を愛する天才研究者を演じていてめちゃめちゃ可愛かった。いやもう、本当に可愛い。
そして2人の絆が泣ける。
敵の妨害工作が、巨額が絡むビジネスとは言えひどい。そして度重なるトラブルにハラハラ。
おかげでアントンが天才ぶりを発揮して敵に反撃する場面はテンション上がった！
予告を事前に見ていたからプロジェクトの内容は知っていたけれど、予備知識がないと置いてけぼりを喰らいそうな雰囲気があるのはちょっと残念。
いざ映画館で観ても、お仕事ムービーなのか、ヴィンセントとアントンの絆を描く物語なのか、ちょっとわかりにくかったな。
（予告の印象だと前者だけど、実際のテーマは後者なんだろうな、きっと。）
