このレビューはネタバレを含みます
知らない世界だった。
自分の身近では感じられない怖さがあった。
ふと、自分がこの世界にいたらと鑑賞中に思った。が知らなさすぎて想像も出来なかった。歴史を感じるという意味も含め鑑賞して良かった。
メイドとして働く黒人女性のうちの1人が子どもに対して伝えている言葉が印象的だった。
自分たちを差別している親の子どもに対して愛情を持って接していた。
そしてその子との間には愛があった。
だからこそ、ラストが憤りと切なさと虚しさを感じた。
何かを変える事は簡単な事ではない。
信念を持っていても、ハッピーエンドばかりじゃない。でも…
そう私に語りかけてくれた。