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感染家族のmatchypotterのレビュー・感想・評価

感染家族(2018年製作の映画)
3.7
“新感覚”の“ゾンビサバイバル”というキャッチが気になって。
確かに、その通りだった。やるな、韓国。

片田舎でガソリンスタンドと車のレッカーなどで生計を立てる家族。
そこに1人の若者“ゾンビ”が迷い込んでくる。どこかの製薬会社の薬が“ゾンビ”を作ってしまったらしい。

そのゾンビが村をウロウロしていると、その家族のお父さんに噛み付く。
そこから恐ろしいゾンビサバイバルが始まるかと思ったら、そのお父さんが噛みつかれたことによって“若返る”。

その事実を知った家族は、“若返りゾンビ”ビジネスを思いつき、彼を匿い、一攫千金を目指す。

噛みつかれた村一帯のオヤジたちは見事に若返り始め、村が栄えだすが、当然これはこれで騒動になり、ゾンビの脅威も迫り出す。

“チョンビ”と名付けられた若者ゾンビもなぜかベジタリアンで肉ではなくキャベツばかりガシガシほうばってるし、放し飼いにするし、このゾンビでどう稼ぐかも家族内で絶えずモメるし。

稼いだ金でガソリンスタンドを復興させたり、“チョンビ”がオシャレしたり、なんやかんやと家族みたいになって賑やかになりだすが、、、。

ただどこまでいっても“ゾンビ”は“ゾンビ”。
ついに“それ”が起きる。

“それ”が起きる前も、起きた後も、常にコメディ要素を絶やさないゾンビビジネス&サバイバル映画。

村近辺では大騒動になっているのに、TVや警察、世間一般には報道もされてなく結局孤軍奮闘、自分たちで蒔いた種と戦うハメになる“感染家族”。

ドタバタ劇で窮地を乗り越えてるのか迎え入れてるのか、もはやどうしたいのかもノリで乗り切る家族の奮闘コメディ。

最後の展開もこの家族らしい。

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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
https://community.discas.net/announcements/ib1wyncr43idknqm
別視点で色々映画について書いていこうと思います!ご興味ある方は是非お待ちしております!
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