うなぎネコ

燃えよ剣のうなぎネコのレビュー・感想・評価

燃えよ剣(2021年製作の映画)
2.8
映画館行こうと思って行けてなかったな~とUNEXTにて。
中1の時に、新撰組にハマりました。
司馬遼太郎の「新選組血風録」とこの原作「燃えよ剣」を読んだからです。
速攻で聖地巡礼して、壬生寺で沖田の写真を見せてもらったら
ヒラメ顔でちょっと意外だったり…
(そうだ、大学は京都に行こう!と決めたのもこの時だった)

それくらい好きなので、あ~〇〇は××のイメージじゃないなぁとか
源さんって30代だったけど、ガチじいさんや…とか
色々思うところはあるけど(散々、映像化も漫画化もされてますよね)
何よりも、そんなロマンチ(by歳)な話を引っ張るなーっ!

原作も、要所要所で女性も登場するけど、そんなしゃしゃった女絵師なんて知らんですよ…。(日本に写実描写が入ったのは明治のはず)
そんなんいらんから、もっと、同郷メンバーの親交を描いてくれよ!
1人欠け、1人欠け…北上しながら独りで最後まで戦う悲哀が
バラガキ・歳三のロマンじゃないのかよ!
だからこそ「ゴールデンカムイ」読んでブチ上がった訳ですし…

殺陣の迫力はスゴイし、キャストもおおむね良かったけど
岡田君ってセリフ聞き取り難い…字幕必須。
(だから「ファブル」みたいなキャラは正解!)

唯一良かったのは会津の苦悩がしっかり描かれていた事かな。
容保公、ピッタリ!
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